基本的なローテーションの考え方、パターンを紹介します。
様々な色、形が販売されており、様々な考え方、フィールドが有ります。
自分なりに想像、カスタムし、釣り上げた一枚に価値が有ります。
大まかなパターンと私が必ず持ち込む物を紹介致します。
参考にして自分カスタムを楽しんで下さい。
私は年間100日程の釣行をしますが、ネクタイの組み合わせが一番難しく、一番楽しいテクニックと感じています。
2本組ネクタイシステムのメインネクタイ、サブネクタイを考察します。
おススメ ネクタイの特徴を考察
「ネクタイの波動」聞いた事が有ると思います。
簡単に説明すると魚にとっての「音」です。
魚は側線(人間なら耳)を持っており、エサとなる小型魚類の出す「水切り音」や甲殻類、イソメ類の出す小さな振動を聞いています。
一般的に「波動」と呼ばれます。
又、ジャッカル製品ではネクタイの素材に海老パウダーと海老オイルを配合し味と匂いを加えた新素材「T+(tasteプラス)ラバー」が採用されており、アタリがしつこい(途中やめが少ない)印象です。
他社タイラバネクタイより厚みが有ります。
波動の考察
太いカーリー
あえて言うならば「ブルブルブル」
逃げるベイトや食い気の立っている時はアピール重視
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0020-1-1024x576.jpg)
細いカーリー
あえて言うならば「ピロピロピロ」
細かく、弱い音です。
悪く弱ったエサやゴカイ類のイメージです。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0016-1-1024x572.jpg)
ストレート
あえて言うならば「モワン、モワン」
一般的な形状です。
良くも悪くも普通です。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0048-1024x576.jpg)
細いストレート・極細カーリー
あえて言うならば「フルフルフル」
上記、細いカーリーの波動をもっと弱く。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0017-1-1024x576.jpg)
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0021-1-1024x576.jpg)
フイルムネクタイ
「音」は少ないですが、日光を反射し「視覚」のアピールが強め
小型イワシやイカナゴ等を捕食している時は効果抜群。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0022-1-1024x576.jpg)
スカート
最近はスカート無しが流行りです。
スカートの意味はボリュームを出す事。
私は小イカが捕食対象のシーズン以外では使用しません。
色の考察
基本的にはオレンジ、赤が基本。日射量や海水の濁りで変更します。
オレンジ系
タイラバ定番、まずはオレンジの方が多いでしょう。
迷ったらオレンジに戻すでOK
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0049-1024x576.jpg)
赤系
赤色は水深がある海中では少し黒っぽく見えます。
シルエットがはっきりします。
ひと昔前は、水深30m程度で黒に見えるとの説が有効でしたが、水中動画を見ても色を視認できます。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0050-1-1024x576.jpg)
ゴールド系
日光量が多い場合は反射しアピールが強い。
ベイトを追っている時(イカナゴ等)には強いです。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0055-1024x576.jpg)
オーロラ系
基本的にアピールが強い。
ベイトを追っている時(イワシ等)には強いです。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0056-1024x576.jpg)
ゼブラ系
コントラストを付けたい時に使用。
マズメ時、濁り潮に効果が有ります。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0051-1024x576.jpg)
黒系
コントラストがはっきり出ます。
マズメ時、濁り潮に効果が有ります。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC_0057-1024x576.jpg)
ケイムラ系
曇っている時に効果を発揮します。
紫外線により発光、人間の目ではブラックライトを当てると確認出来ます。
魚は紫外線が見えています。
一般的に大きく見える為、膨張色と言われたりします。
魚にはシルエットが大きく映ります。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/04/P1040309-1024x768.jpg)
ケイムラ参考記事
ダイソージグ、簡単カスタムで爆釣ジグへ
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/256/
夜光系
素材自体が蓄光し発光します。
日が上がる前やキツイ濁り潮に威力が有りますが、意外にも昼間に大当たりする事も有ります。
夜光は膨張色とされています。
魚にはシルエットが大きく映ります。
チャートや透明レッドラメ
蛍光黄色・ピンク・緑など
濁り潮、朝マズメに使用
アピール重視
コーラ・茶色
冬の海藻を捕食している時期には持っておきたいカラー
ネクタイのタイプ組み合わせ
基本的に2本のネクタイを使用します。
- カーリー+ストレート(アピール重視)
- 細カーリー+細ストレート(食い渋り)
- ストレート+細ストレート(一般的)
- ストレート+フイルム(ベイト捕食時)
等です。決まりは有りませんし絶対の正解もありません。
それぞれの「音」「コントラスト」で想像します。
カーリー(波動:大)
ダイワ:紅牙 カーリーV&8
ダイワ:紅牙 ストレート カーリー
ジャッカル:ビンビン玉ネクタイ カーリー
細カーリー(波動:中)
ダイワ:紅牙 中井チューン STC(ストレートカーリー)スリム
ジャッカル:ビンビン玉フィネスカーリー
ストレート(波動:中)
ダイワ:紅牙 ストレート レギュラー
ジャッカル:ビンビン玉フィネスストレート
細ストレート(波動:小)
ダイワ:紅牙 中井チューン STR(ストレート)スリム
ジャッカル:ビンビン玉セミカーリー
フイルム(波動:極小)
Gear-Lab(ギアラボ) ポラジックフィルムネクタイ
日光量が有り、ベイト(小魚)を追っている場合はフイルムが大当たりの場合が有ります。
フイルムネクタイは切れやすいので予備は必要ですよ。
おススメのタイラバネクタイの紹介記事はこちら
春のタイラバネクタイ6選 おすすめをタイプ別で6種類紹介。
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/889/
タイラバヘッドの特性記事はこちら
釣果UP! 意味を考えたタイラバヘッドの選び方
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/458/
ネクタイの色組み合わせ
日光量、潮の濁り、水深で変化します。
確定は出来ませんが、基本形を記述します。
参考にして頂ければと思います。
朝まずめ
メイン:蛍光オレンジ + サブ:夜光
メイン:蛍光イエロー + サブ:ブラック
日が昇った(晴れ)
メイン:オレンジゴールド + サブ:ブラック
メイン:レッド + サブ:ゴールド
日が昇った(曇り)
メイン:ケイムラオレンジ + サブ:ブラック
メイン:ケイムラオレンジ + サブ:レッド
メイン:蛍光オレンジ + サブ:ケイムラ
夕まずめ
メイン:蛍光オレンジ + サブ:ブラック
メイン:レッド + サブ:夜光
私の変更順番
私の基本的な変更手順です。
① 巻きスピード
↓
② 波動大か?小か?(メインネクタイの形状変更)
↓
③ 色の変更(サブネクタイ)
↓
④ 色の変更(メインネクタイ)
カーリー波動大 か カーリー波動小 にストレートでコントラストを出しています。
考えながらローテーションし、その日、その常状況でのパターンを探してください。
時期による自分の基本パターンを1つ持つと考えに必然性が持てます。
自分が考え、選んだネクタイで釣れた1枚。
嬉しさも倍増です。
さあ、ネクタイワールドへ行きましょう。
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