鯛ジグは釣れる!鯛ジグの基本から誘い方までを分かりやすく解説

テクニック・考察

鯛ジグって釣れるの?
色々なメディアに出てくる「鯛ジグ・マイクロジギング」
ずばり、釣れます。そして楽しい!
どうして釣れる?いつ使う?どうすれば良い?何が面白いの?
タイラバはするけど・・・そんな方必見!
私は年間約100日程度、釣りに行きますが真冬(1~2月)以外は必ず鯛ジグを持ち込みます。
アングラ―目線で楽しさをお伝えします。

釣れる理由と食性

釣れるには理由が有ります。真鯛の習性と食性を見ていきます。

釣れる理由

魚類には側線と呼ばれる器官があり、人間で言う所の耳に相当します。

タイラバはネクタイの「プルプル波動」によって真鯛にアピールします。
真鯛に「見せる」よりも「聞かせる」方が先のイメージです。

プールなどで潜水していると音の衝撃、水切り音が聞こえますよね、魚類は衝撃や水切り音がとても良く聞こえています。

一般的に活性が良い、潮流の効いている時間帯はタイラバが強いと言われる由縁です。

ネクタイから発せられる「プルプル波動」を聞き、離れている場所からも近づいてきます。

逆に一般的に潮流が緩い時間帯には鯛ジグが良いとされます。
鯛ジグは本能的に興味を持たす側面も備えています。
魚類は「キラキラしながら沈降」していくものに本能的に興味を持ちます。
(全く同じ場所で調味を持つのは3~5回まで、それ以降は興味を持ちません)

当然、鯛ジグもお尻を振って泳ぎますので波動は出ますがタイラバネクタイの波動とは別物です。

又、タイラバもゴールド系など、沈降時に「キラキラ」しますが、鯛ジグのホログラムシールのキラキラには及びません。

食性

真鯛は雑食性で季節、海域によって捕食する物が変化します。

エビ等の甲殻類、イソギンチャクやユムシ、タコやイカ、小魚、イソメ系、はたまた海藻まで、地域によってはもっと色々な物を捕食しています。

小魚(ベイト)を捕食している時にはもちろん鯛ジグの出番です。

それぞれのメリット・デメリット

タイラバ・鯛ジグにはそれぞれにメリットが有ります。
使うタイミングも重要です。

タイラバメリット


鯛ジグと比較してアタリが多い傾向にあり、モチベーションが保てる。
細かいネクタイローテーションが手軽に可能(色、形)
基本はタダ巻き、アタリがあっても巻き続ける。なので誰でも簡単に楽しめる。


タイラバでの釣果UP方法は関連記事
釣果UP!鯛ラバのドラグ設定と合わせ方
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/417/
をご覧ください。

鯛ジグメリット


タイラバと比較してシルエット(見た目の大きさ)を小さく出来る。

誘って食わす、反射食いが可能。
リアフック(ジグのお尻にも針を装着)を付ける事でショートバイト(タイラバでは掛からない小さなアタリ方)でのフッキングに持ち込める。

鯛ジグは巻いて来て、違和感を感じたら即合わせるので「釣れた」では無く「釣ってやった」楽しみが増える。

タイラバデメリット


低活性時にはネクタイの変更(ショートタイプ、細身)や巻きスピードの変化を行えるが反射食いの対応は限られる。(ショートバイトで終わる)

シルエットのコンパクト化が限られる。
潮流が弱い状況にキャスティングをして誘う場合はネクタイが絡みやすい。(着水時手前でラインにテンションを掛けるサミングが必須)

鯛ジグデメリット 


タイラバと比較するとアタリ自体は少なめ
(フッキング率が高い為、結果は同等)
リアフック(ジグのお尻に針を装着)を付ける事が多いので根掛かりしやすい。

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鯛ジグの使い方

専用ジグならタダ巻きでOK。
アクションを入れてアピールUP。

タダ巻き

タイラバと同じく着底から即座に巻き上げ開始、一定速度である程度巻いたら再度フオール(着底まで落とす)

巻きスピードを変えて早め、遅めを試しましょう。
又、鯛ジグによって、早巻き、遅巻きが得意な鯛ジグが存在します。

タダ巻きが得意なジグ達。

ストップ&ゴー

追尾はしているが口を使わない時に有効。(反射食い)
タダ巻きの中に「一瞬」ストップを入れます。

”止める”では無く一瞬変化を入れる。
本当に一瞬です。
難しい場合は等速巻きをしながら竿先を下げるだけでもOK。

緩めのワンピッチ(スローピッチジャーク)


「リール1回転に対して1回竿をしゃくる。」いわゆるワンピッチを緩めにします。

基本的に真鯛は直線的な動きを好むと言われますが自然界に直線でしか進まないエサはいません。

体高がある真鯛の様な魚は青物とは違い、早く動くエサを追い回すのは得意ではありません。

「優しく」「丁寧に」アピールします。

スローピッチ、フオールが得意なジグ達。

フオール(沈降)

潮流が緩い状況ではフオール(沈降姿勢)に特化した鯛ジグもおすすめ。

「キラキラ」とフラッシングさせながらじっくり落とし興味を持たせ、フオールで食わす、フオールで追尾して来た真鯛を巻き出しで掛ける。

フオール中にサミングした場合とは違った姿勢で「キラキラ」フラッシングUP
(サミング:沈降中に余分な糸フケを予防し着底をいち早く察知。スプールに親指でそっと触れておく)

※着底感が一瞬遅れるため根掛かりに注意

色々混ぜる


上記方法を混ぜるのも面白いですが、今の状況がどのアクションに合っているのか?がぼやけてしまいます。
どのアクションで口を使ったのか?感じながら行いましょう。

スピニングでちょい投げ

潮流が緩い場合はスピニングタックルでの「ちょい投げ」も有効。
広範囲に斜めに探りましょう。

ちょい投げメリット


低活性の場合は「縦」にエサを追う距離が短くなります。
斜めに引くことでバイトチャンス(食ってくるチャンス)が長く取れます。

広範囲を探れる。少し投げるだけでも随分違います。
※船の上でオーバーヘッドキャストは危険で厳禁です。
アンダースロー(下投げ)で行いましょう。
飛距離は落ちますが、「船」の特性上、飛距離は大きなアドバンテージではありません。

ちょい投げデメリット


斜めに引く事により、海底付近を長く攻めれる=根掛かりの危険性が増える。
乗合船の場合は隣の方と絡んでしまう(オマツリ)ので注意が必要。

鯛ジグはどれが良いの?


鯛ジグ・鯛用マイクロジグには色々な形、特徴が有ります。
現在、実釣にてご紹介する鯛ジグを厳選中です
出来るだけ分かりやすく、厳選して紹介して参りますので、今しばらくお待ちください。

タックルはどうすれば良い?

使用タックルはタイラバタックルの流用でOKです。
専用タックルはあまりありません。
今使っているタックルで始めましょう。

まとめ


では、分かりやすく簡単にまとめてみます。 

鯛ジグはズバリ釣れます。


タイラバでは攻めきれなかったベイトを捕食している場合。
潮流が緩く活性が低い場合。
アクションを入れることで瞬間的に活性を上げれる(反射食い)

楽しい!

タイラバも「巻くだけ」と言われますが奥が深く釣果に差が出ます。
鯛ジグではもっと顕著に表れます。

「釣れた」から「釣った」
「食った」から「食わせた」

工夫しアクションを入れ食わせる。
アタリが出た時の「おりゃ!」の合わせ、竿に乗る重量感、それは本当に楽しいですよ。
もちろん、タダ巻きでドン!たまりません。

お手軽!

タイラバタックルの流用でOKの為、基本的に鯛ジグを購入すればすぐに開始できます。

ジギングをされた事が無い方は、ワンピッチジャーク?コンビネーション?いや、疲れそう。

鯛ジグなら大丈夫です。
まずはタダ巻きから初めて、少しの変化を入れる。
変化を入れた時に食ってきた時の嬉しさと言ったら・・

始めるべし!

同船者との釣果には必ず差が出ます。
楽しく、自分で工夫して釣り上げる。
自分の引き出しが一つ増えます。
さあ、やってみましょう。

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