基本的なローテーションの考え方、パターンを紹介します。
様々な色、形が販売されており、様々な考え方、フィールドが有ります。
自分なりに想像、カスタムし、釣り上げた一枚に価値が有ります。
大まかなパターンと私が必ず持ち込む物を紹介致します。
参考にして自分カスタムを楽しんで下さい。
私は年間100日程の釣行をしますが、ネクタイの組み合わせが一番難しく、一番楽しいテクニックと感じています。
2本組ネクタイシステムのメインネクタイ、サブネクタイを考察します。
おススメ ネクタイの特徴を考察
「ネクタイの波動」聞いた事が有ると思います。
簡単に説明すると魚にとっての「音」です。
魚は側線(人間なら耳)を持っており、エサとなる小型魚類の出す「水切り音」や甲殻類、イソメ類の出す小さな振動を聞いています。
一般的に「波動」と呼ばれます。
又、ジャッカル製品ではネクタイの素材に海老パウダーと海老オイルを配合し味と匂いを加えた新素材「T+(tasteプラス)ラバー」が採用されており、アタリがしつこい(途中やめが少ない)印象です。
他社タイラバネクタイより厚みが有ります。
波動の考察
太いカーリー
あえて言うならば「ブルブルブル」
逃げるベイトや食い気の立っている時はアピール重視
細いカーリー
あえて言うならば「ピロピロピロ」
細かく、弱い音です。
悪く弱ったエサやゴカイ類のイメージです。
ストレート
あえて言うならば「モワン、モワン」
一般的な形状です。
良くも悪くも普通です。
細いストレート・極細カーリー
あえて言うならば「フルフルフル」
上記、細いカーリーの波動をもっと弱く。
フイルムネクタイ
「音」は少ないですが、日光を反射し「視覚」のアピールが強め
小型イワシやイカナゴ等を捕食している時は効果抜群。
スカート
最近はスカート無しが流行りです。
スカートの意味はボリュームを出す事。
私は小イカが捕食対象のシーズン以外では使用しません。
色の考察
基本的にはオレンジ、赤が基本。日射量や海水の濁りで変更します。
オレンジ系
タイラバ定番、まずはオレンジの方が多いでしょう。
迷ったらオレンジに戻すでOK
赤系
赤色は水深がある海中では少し黒っぽく見えます。
シルエットがはっきりします。
ひと昔前は、水深30m程度で黒に見えるとの説が有効でしたが、水中動画を見ても色を視認できます。
ゴールド系
日光量が多い場合は反射しアピールが強い。
ベイトを追っている時(イカナゴ等)には強いです。
オーロラ系
基本的にアピールが強い。
ベイトを追っている時(イワシ等)には強いです。
ゼブラ系
コントラストを付けたい時に使用。
マズメ時、濁り潮に効果が有ります。
黒系
コントラストがはっきり出ます。
マズメ時、濁り潮に効果が有ります。
ケイムラ系
曇っている時に効果を発揮します。
紫外線により発光、人間の目ではブラックライトを当てると確認出来ます。
魚は紫外線が見えています。
一般的に大きく見える為、膨張色と言われたりします。
魚にはシルエットが大きく映ります。
ケイムラ参考記事
ダイソージグ、簡単カスタムで爆釣ジグへ
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/256/
夜光系
素材自体が蓄光し発光します。
日が上がる前やキツイ濁り潮に威力が有りますが、意外にも昼間に大当たりする事も有ります。
夜光は膨張色とされています。
魚にはシルエットが大きく映ります。
チャートや透明レッドラメ
蛍光黄色・ピンク・緑など
濁り潮、朝マズメに使用
アピール重視
コーラ・茶色
冬の海藻を捕食している時期には持っておきたいカラー
ネクタイのタイプ組み合わせ
基本的に2本のネクタイを使用します。
- カーリー+ストレート(アピール重視)
- 細カーリー+細ストレート(食い渋り)
- ストレート+細ストレート(一般的)
- ストレート+フイルム(ベイト捕食時)
等です。決まりは有りませんし絶対の正解もありません。
それぞれの「音」「コントラスト」で想像します。
カーリー(波動:大)
ダイワ:紅牙 カーリーV&8
ダイワ:紅牙 ストレート カーリー
ジャッカル:ビンビン玉ネクタイ カーリー
細カーリー(波動:中)
ダイワ:紅牙 中井チューン STC(ストレートカーリー)スリム
ジャッカル:ビンビン玉フィネスカーリー
ストレート(波動:中)
ダイワ:紅牙 ストレート レギュラー
ジャッカル:ビンビン玉フィネスストレート
細ストレート(波動:小)
ダイワ:紅牙 中井チューン STR(ストレート)スリム
ジャッカル:ビンビン玉セミカーリー
フイルム(波動:極小)
Gear-Lab(ギアラボ) ポラジックフィルムネクタイ
日光量が有り、ベイト(小魚)を追っている場合はフイルムが大当たりの場合が有ります。
フイルムネクタイは切れやすいので予備は必要ですよ。
おススメのタイラバネクタイの紹介記事はこちら
春のタイラバネクタイ6選 おすすめをタイプ別で6種類紹介。
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/889/
タイラバヘッドの特性記事はこちら
釣果UP! 意味を考えたタイラバヘッドの選び方
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/458/
ネクタイの色組み合わせ
日光量、潮の濁り、水深で変化します。
確定は出来ませんが、基本形を記述します。
参考にして頂ければと思います。
朝まずめ
メイン:蛍光オレンジ + サブ:夜光
メイン:蛍光イエロー + サブ:ブラック
日が昇った(晴れ)
メイン:オレンジゴールド + サブ:ブラック
メイン:レッド + サブ:ゴールド
日が昇った(曇り)
メイン:ケイムラオレンジ + サブ:ブラック
メイン:ケイムラオレンジ + サブ:レッド
メイン:蛍光オレンジ + サブ:ケイムラ
夕まずめ
メイン:蛍光オレンジ + サブ:ブラック
メイン:レッド + サブ:夜光
私の変更順番
私の基本的な変更手順です。
① 巻きスピード
↓
② 波動大か?小か?(メインネクタイの形状変更)
↓
③ 色の変更(サブネクタイ)
↓
④ 色の変更(メインネクタイ)
カーリー波動大 か カーリー波動小 にストレートでコントラストを出しています。
考えながらローテーションし、その日、その常状況でのパターンを探してください。
時期による自分の基本パターンを1つ持つと考えに必然性が持てます。
自分が考え、選んだネクタイで釣れた1枚。
嬉しさも倍増です。
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