鯛ジグのフックセッティング、どうしていますか?リアはいるの?長さは?サイズは?
メリット・デメリット、基本的な考え方を分かりやすくご紹介します。
詳しくする為に項目が多くなっています。
大きな段落に分けましたので必要な部分をお読みください。(青塗りつぶし)
理屈はいいから・の方は、まとめをご覧ください。
おススメの鯛ジグ用フックセット
ノーマルタイプ
フラッシャータイプ
ケイムラタイプ
フック(釣り針)の種類と違い。
釣り針には大きく分けて5種類の形状が有ります。
伊勢尼
丸セイゴ
袖
流線
ムツ
鯛ジグ、鯛ラバに関係してくるのは「伊勢尼」と「袖」となります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
伊勢尼(紅牙フック)
フトコロ(針の軸から針先の距離)が広く針掛かりが良い。
素早く掛けるよりは喰い込んでいくイメージ(タイラバに多い)
袖(ステキ針)
針先がストレートの為、引っ掛かけやすい
合わせの釣りに適している。
表面加工(代表的な物)
釣り針メーカーが工夫を凝らし、様々な表面加工があります。
基本的に知っておきたい事を簡単に説明します。
フッ素コート
滑りが良く掛かりが良い。
サビが出にくい
少し高価
ケイムラコート
針自体にケイムラ(蛍光紫)を塗装した物。
紫外線を受け、魚には発光して見える。
少し高価
メッキ
良く見る銀色や金色。
古くからあり、安価
表面塗装としては弱い。
比較的安価。
蛍光色
違和感を無くすため、沖アミカラーや海藻カラーが有ります。
警戒心の強い魚、食い渋り時に有効な色とされています。
私は緑のステキ針がお気に入りです。
針の大きさ
喰い込みが良い時、渋い時は大きくするor小さくする?
人により持論は違います。
私は渋い時には、吸い込みを重視し、サイズを小さくして、フラッシャー(キラキラの毛)やトレーラー(小型ワーム)を付ける派です。
自作もする人なのでフラッシャーが標準仕様です。
極端に大きい、小さいが無ければ問題はありません。
重要なのは、上記の伊勢尼か?袖か?とアシストフックの長さだと思います。
伊勢尼型・袖型どちらを使う?
どちらにもメリット・デメリットがあります。
フロントとリアで使い分けるのがおススメです。
もちろん正解など有りませんが私の持論を述べます。
フロントフックは伊勢尼
基本的に伊勢尼型のツインフック・平行内向き(地獄針仕様)片側へティンセル、片側へフイルムとしています。
伊勢尼型の理由ですが、袖型と比較して強度がある。くい込んで行く。が理由です。
鯛ジグの場合はタダ巻きの時間が多いと思います。
タダ巻きでフロント側を食ってくるのは余程活性が高いか、フィッシュイーター型の外道と考えられます。
高活性で丸呑みや、反転して頭を狙って食ってくる(青物)場合、袖針の即掛けよりも針先が触れた場所からくい込んでいくタイプの伊勢尼が良いと感じます。
状況により袖型も使用しますが、フロントフックは伊勢尼タイプの使用率が概ね7割程度です。
又、平行内向き(地獄針仕様)では片方の針がフッキングし、暴れる内にもう片方もフッキングする事を狙っています。
リアフックは袖型
基本的に袖型のシングルフックでテインセルとフイルムを装着しています。
真鯛はベイト(鯛ジグ)を下から追いかけて吸い込みながら、かじります。
釣り上げた真鯛もリアフックに掛かっている事が多いですし、アコウ等もリアに掛かる確率が高いです。
小さいアタリで掛けていくなら袖型でしょう。
鯛ジグでは根掛かりも発生します。
状況にもよりますが、ラインを緩め「パンパン」と竿先を軽く弾く事で外せる事が多いです。
袖型の方が外れやすいと感じています。
激しく弾きすぎると竿先にラインが巻き付き、竿先の破損に繋がりますので注意です。
シングルフック・ダブルフック
フックシステムにはシングル・ダブル(ツイン)が有ります。
もちろん、メリット・デメリットが有ります。
メリット
ダブルフック:掛かりが良い、(2本掛かりになればバラシにくい)
シングルフック:根掛かり確率の低減(根掛かりはする時はするが、外しやすい。)
デメリット
ダブルフック:絡まりやすい、根掛かり確率UP
シングルフック:針掛かりが悪い(1本掛かりの為にバラシやすい)
アシストラインに付いて
アシストラインとは針を結んでいる糸のことです。
アシストラインにも種類が有ります。
アシストラインの種類(抜粋)
- ナイロン(シーハンター等)
- PE
- ザイロン
- ケブラー
鯛ジグ、鯛ラバでは基本的にナイロン(シーハンター)が多いと思います。
少し大きめの鯛ジグではPE(中空)も有ります。
ナイロン(シーハンター)には2種類有る。
シーハンター使用の既製品、フックシステムにも赤と青が有ります。
赤:張りがあり、少し固め
青:しなやかで柔らかい
PE(中空)
少し大きめの針になるとPEになります。
「針を結ぶ」ではでは無く「セキイトで巻き付けて止める」となります。
又、フロロカーボンの芯を入れる事で張を持たせている物も有ります。
アシストライン(フックシステム)の長さ
メタルジグのフックセッティングは基本的にフロント(頭側)、リア(お尻側)共にジグの全長の1/3の長さと言われます。
鯛ジグにおいてはリア(お尻側)がキモとなります。
通常のジギングと違い、
フロント(頭側)は1/3の長さ
リアは短くでOKです。
リーダーと鯛ジグの接続方法
ソリッドリング・スイベルを介してスプリットリングに接続します。
- リーダーをソリッドリングに結束
- ソリッドリングにスプリットリングを接続
- スプリットリングにアシストフックとジグを接続
私はシルエットを小さくする為、スイベルでは無く、ソリッドリングを使用しています。
※スプリットリングにリーダー直結びは厳禁(切れます)
鯛ジグのどちら側にフックを付ける?
ほとんどの鯛ジグが左右非対称になっており、泳ぎやすくなっています。(テールを振る)
フオール時(沈降時)は舟形(重心過多)の方が下になります。
フオール本来の動きを阻害しないため、薄い方に針を付けます。
注意:写真の針は袖型
リーダーとソリッドリング・スイベルの結び方
リーダー(ハリス)とリング類の接続方法も沢山の種類が有ります。
基本的な結び方は以下の通りです。
- ユニニット
- ダブルクリンチノット
- 漁師結び(完全結び)
- イモムシノット
基本的な結び方を動画で紹介しています。
ご興味が有れば、ご覧ください。
簡単100%強度ノット、他4種類 鯛ジグでおススメの結び方を紹介。
↓↓↓
https://kaito-fishing.com/736/
まとめ
簡単にまとめてみます。
フロントフック
伊勢尼型9~13号(フッ素加工)、ツインフック、シーハンターでジグの1/3の長さ
リアフック
袖型9~13号(フッ素加工)、シングルフック、シーハンターで短め
リーダーと鯛ジグ結束
リーダーとソリッドリングをダブルクリンチノットで結束+(スプリットリング+アシストフック+鯛ジグ本体)
フックの向き
鯛ジグの沈降時姿勢で海面側(上)にアシストフックを配置
今回はフックの種類に付いて解説しました。
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おススメの鯛ジグ紹介記事はこちら
激選、間違いない鯛ジグ5選 これだけ有ればOK! タイプ別にヘビーユーザーが解説付きで紹介します。
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