タイラバ用リールにはカウンター付(放出ラインm表示)、カウンター無しが有ります。
一見、カウンター付が良い様に思えますがカウンター付、無しにはそれぞれにメリット、デメリットが有ります。
購入時の参考になるようにアングラ―目線で紹介します。
カウンター付
カウンター付のメリット、デメリットを紹介します。
カウンター付、メリット
着底のタイミングを掴みやすい。
タイラバでは海底へのタッチ&ゴーを素早く行う事で釣果がUPしますし、根掛かりも軽減します。
船長は水深を教えてくれますので参考に出来ます。
ヒットパターンの巻取り速さを共有できる。
タイラバでは巻き取りスピードも釣果に直結します。
近年のカウンターには巻取りスピードが表示される物が多く、ヒットした巻取り速さの再現性、共有は大きなアドバンテージとなります。
二枚潮での着底把握。
潮流の早い場所や雨天の後は二枚潮になりやすい傾向にあります。
海面付近と海底付近の流れが別々になり、ひどい場合には海底までのラインがS字になる事が有ります。
着底感覚もぼやけますし、なれないと何が起こっているのか分からない事も。
船長からの水深提示に対して着底までのライン放出量が余りにも大きい場合はタイラバヘッドを重たくしましょう。
ドテラ流しでの状況把握
ドテラ流しでも余りにも角度を付けて遠くまで流すのはおススメしません。
海底付近ばかりを狙う事になってしまいます。
放出ラインが長すぎたり、角度が付きすぎれば回収しタイラバを入れなおしましょう。
真鯛が掛かってからの取り込み。
真鯛が掛かり取り込み時には同船者や船長がたも網で掬ってくれます。
他の方もヒットしている場合は「あと、〇メーター」と知らせる事が出来ます。
思わぬ青物などが掛かった場合にも残りのライン長さの把握は大切です。
カウンター付、デメリット
全体的に大きく、重たくなってしまう。
付加価値の機能を追加しますので、どうしても大型、重たくなります。
特に女性や子供は手も小さく、非力ですので疲れてしまいます。
パーミングがしにくい。
※パーミングとはベイトリールの握り方で疲れが軽減され巻取りも楽、感度も上がる持ち方です。記事後方にて詳しく紹介します
カウンター無し
続いてカウンター無しのメリット、デメリットを紹介します。
カウンター無し・メリット
小型で軽い
カウンター付の反対ですが、これは大きなアドバンテージ。
パーミングは絶対に覚えた方が良い持ち方です。
安価・故障リスク低減
部品数が少ない、は故障やメンテナンスの容易さに直結します。
もちろん、低価格です。
カウンター無しデメリット
放出ラインの把握は可能だが
10mごとに色分けされたPEラインを使用すればカウンターが無くても放出量を把握する事は可能ですが、色の順番を覚えて目視が必要となり、集中力も途切れ、船酔いの原因にもなります。
パーミング
写真:カウンター付、パーミング
写真:カウンター無し。パーミング
写真の様な持ち方になります。
手のひらでリールを包み込む様に保持します。
上級者ほどパーミングを行っています。
下写真の持ち方では非常に疲れます。
写真:カウンター付、パーミング無し
写真:カウンター無し、パーミング無し
初心者にありがちな持ち方です。
細い竿を握る事になり手首もが痛くなりやすく、真鯛とのファイト中はリールがぐらつき、パワーロスが生まれます。
※写真に写っている鉛筆はラインホルダーです。100均で便利で糸が抜けません。
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まとめ
カウンターはあった方が便利ですが、必需品ではありません。
比較的浅い海域(~40m)やバーチカルに近い(真っすぐにタイラバが落ちる)では必要性が薄れます。
深い海域ではタイラバのフォール(着底まで)時間も長くなりますし、潮流の早い地域や根が荒い(根掛かりが多い)場合はカウンターが活躍します。
意識して欲しい事
船長から下から〇mに反応があるとアナウンスがあると思います。
大切な事は自分の使用しているリールは1回転で何メートルまけるのか?
絶対に把握してください。
良く釣れている方の巻取りスピードを真似てもギヤによって実際の速さは違います。
実際に私はカウンター付を使用していますが、釣行中にカウンターを見る事はほとんどありません。
ご自分のスタイル、フィールドに合わせて考慮してください。
竿にもソリッドティプ、フルソリッド、チューブラーなどが有ります。
関連記事にてメリット、デメリットを紹介しています。
素材の形状別、タイラバロッドの選び方~ソリッドティプ・フルソリッド・チューブラー~
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タイラバ釣行で揃えておきたい道具を紹介
コスパを考慮、タイラバ・鯛ジグ釣行で必ず揃えておきたい小物類を13選、百均代用も紹介します。
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