75歳の春、マダムとのタイラバ・鯛ジグ釣行記(タイラバ釣りブログ)

釣行記

桜も咲き始め、少しずつ春の訪れが感じられる今日この頃、皆様いかがお過ごしであろうか?
75歳のマダムとのタイラバ・鯛ジグ釣行記(ドタバタ釣行記)釣れたパターンも紹介の故、暇つぶしにご覧いただければ幸いである。

出航


まだまだ防寒着が必要な3月の第3週目、海水表面水温は先週と変わらず11.5℃
陸上とは異なり、春の訪れは遠い。
潮廻りは長潮前の小潮とお世辞にも良いとは言えない状況で苦戦は必至(始まる言い訳)である。
私の親友「ムー」と「ムー母(75歳)」にて7:00出航。
最近、ツイッターとやらを始め、出航写真と、ご挨拶をツイートしてみるがもちろん返事は無い。
誰かに、本当に誰かにかまって欲しい春の哀愁である。(切実)

実釣開始


下げ潮、潮止まりまでは約1時間、近場のポイントから攻めてゆく。
私と「ムー母」はタイラバ、「ムー」は鯛ジグで爆撃スタートである。

うん。異常なし

魚探も潮もアタリもオールナッシングである。
緩い潮流の中、次々にポイントを打っていく。
下げ止まりの時間までは指して書くことも無い(アタリも魚探も無い)ので親友「ムー」の生態を御紹介とする。

学術名:ムー
種類:森の妖精ムー○ミンの近種
気性:カバの妖精のまさにそれ
戦闘能力:2
「釣ったる」より「海を味わい、楽しむ」心優しく、人思いな親友である。

長い潮止まりを耐え、上げ潮が効き始める。
少しずつ魚探に反応が出始める。

ベタ底から少し浮いた反応を二人に告げ、タイラバの巻きスピードを ” 速め ”で攻める。

”の~ん・・の~ん”(じゃれる様なアタリ)
「あ~ぷ・・あ~ぷ」(いつもの私の出てしまう声)
”の~ん・カカッ・・・・”
「あ~ぷ・あむむ・・」(大丈夫、平常運転)

ダメか・・・その刹那!

”カツカツ・グイン⤵”
「あ・あ・い~らっしゃい!」
完璧なドラグズルズル合わせを決め、上がって来たのは

真鯛:約35cm(ギリ刺身か?)

生命反応がありホッとしたが、出来ればムー母に釣れて頂きたかった。
とはいえ、船上での初生命感、モチベーションは爆上げである。

時折ムー母が美しくも悲しい目線を私に送る。
アタリは有るが乗せきれない様子である。
私も精一杯の甘い目線でムー母に語り掛ける。

「大丈夫、マダムは今日も美しいよ

相変わらず潮流は緩いままである。

ここで、私が動く。
♪テーテレッテ、テレテテぇ⤴♪ (ドラえ○ん風)
♪TGべいとぉ~♪(デジャヴ)

細かく!、優しく!、よわよわしく!!
スローなハーフピッチジャークを繰り出す。
「ふわ、ふわ・・すー、ふわ」
「弱ってるよ~弱ってるんだYo~」

  ↑↑↑
私のネチネチ底攻略の妄想(心配ご無用)

ふわ・フワ・からフオール・・・落ちない!
「ふん!」
合わせ一閃(鯛ジグは即合わせ)

アコウ:約30cm

先程までタイラバを巻いていたムーが鯛ジグに変更。
アタリが続かない中

ムーが、着底→3m巻き上げ→コーヒーを取る→ドン!

良型アコウ:約35cm


説明しよう
この妖精の亜種はストップジギングなる新手のジャンルの先駆者である。
殺気を消し、「ボーっとする」フリをする。(本当にしてるのはナイショ。)
コレが本当に釣れるのだ、今回だけでは無い、良型真鯛、シオ(小型カンパチ)、ブリ
本当に釣る。(ナンで?)
他にも「送りジグ」なる荒業も装備している。
コレに付いては又の機会に説明しよう。

心優しいムーはすぐさま母のタイラバを鯛ジグに変更。

美くしくも、儚い瞳で母がこちらを見る。
やはりアタルが乗らない様子である。

私も精一杯の愛情目線でうなずく。

「うん。今日もエレガントだよ」

私の愛情目線効果で母の竿が曲がる。
優しく、淑やかに上がったのは

アコウ:約25cm
少し小型だが、全員安打である。

ちなみにこの母であるが、私の船に乗船するのは去年より5回目程度、船釣りはほぼ素人。
しかし、鯛、ヤズなどを釣り上げた実績がある。

年齢を感じさせない行動力、巻き続ける精神、新しい事への挑戦、釣れずとも「楽しかった、又、連れて行って」と可愛らしい笑顔で笑う。
私も彼女の様に年齢を重ねたいと切実に思う。

さて、アタリが遠のきポイント移動。
真鯛、ヒラメのポイントで砂泥に岩礁が混じるカケ上がりを攻める。
引き続き、TGベイトの ”ベイ子”でネチネチ底攻略で平たいヤツを狙う。

「ふわ、ふわ・・すー、ふわ」

その刹那!
” ドフン!フン・フン ”
「どっこらしょ~~!」
これは間違いない、ヤツの引きである。

決して鋭くは無いが、下へ下へ「フン・フン」時折、頭を振る。
大切に上げてきたのは

ヒラメ約60cm

ん~気持ちぃぃぃ
しかし、出来れば母の方に喰って欲しかった(切実)


続いて「ムラソイ?と真鯛」を追加。



二人は・・ショートバイトに悩まされている様子である。
その後、同パターンにてメバルを追加。
すべて、TGなベイ子の優し目のスローハーフピッチであった。

結果、朝から二人に謝りっぱなしの一日であった。
釣れたのはアングラ―の腕、釣らせなかったのは船頭の腕のせいである。

しかし、今回も笑顔で「楽しかった。」と心から言ってくれる二人。
本当にエレガントである。
次の機会にこそ必ず釣らせる!そう心に決めて帰港の時間である。

本日の釣果

お孫さんが来るとの情報を受け、遠慮するムーのクーラーボックスにすべてぶち込む。
その少し迷惑そうな眼差し、イイ感じである。(笑)

一日を通し、潮流が緩く、ほぼ鯛ジグでの釣果であった。
又、タダ巻きでは反応が薄く、スローなハーフピッチが良かったのも事実。
皆様もネチネチ、底攻略を試して頂きたい。

本日のホームラン王


ダイワ・TGベイト
フック:自作、モリモリマシマシ仕様

追伸
翌日、亜種の妖精、ムーより入電。
4月のリベンジDAYを告げてきた。
うむ。その親孝行、しっかりと全力でお手伝いさせて頂こう。
ホント~にアアグレッシブなマダムである。

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