PEラインとリーダーの選び方と意味を分かりやすく説明。

おすすめ 商品

PEラインには4本組、8本組、16本組等の種類が有り、それぞれの特徴が有ります。
分かって無い、値段で選んでいる=もったいないです。
ラインによっても釣果、操作性は大きく変わります。

リーダー(PEラインの先糸)にもナイロン、フロロカーボン等が有り、それぞれのメリットが有ります。購入時の号数表記も分かりにくく、LB(ポンド)表記も有ります。
実際に知っておいた方が良い情報をまとめています。

大き目の段落に分けていますので(青色の見出し)必要な部分をご覧ください。
又、後半ではPEラインとの接続やルアーとの接続もご紹介しています。

今さら聞けない、何となくコレでイイかな?では無く、特徴を掴んで釣果を上げましょう。

PEラインとリーダーの必要性

PEラインとは繊維で編み込んだ伸縮率の低い糸の事です。
リーダーとはリールから出ているPEラインに接続する先糸の事です。

なぜ船釣りではPEラインを使うのか?

船で釣行した場合、攻める水深は1~200mにもなります。
最も身近な水深は10~100m程度ではないでしょうか?

実際に道糸(リールに巻いている糸)をナイロンの5号程度、鉛を60g程度にした場合、水深20m程度で底取り(着底感知)が困難になります。
これはナイロン糸の伸び率の関係で言わばゴムヒモで釣りをしている様なものです。
魚のアタリを取るのは非常に困難になります。
対して、PEラインは伸縮率が小さいので苦も無く着底、アタリが取れます。
船で釣りをするのなら迷わずPEラインを使いましょう。

なぜPEラインにはリーダー(先糸)が必要なのか?

PEラインには滑りやすく、摩擦に弱い特徴が有ります。
直結で鯛ジグ等に結んだ場合、ジグ付近での摩擦(傷)によるブレイク(糸切れ)、結び目からのすっぽ抜け、結び目の極端な強度低下、伸縮率が低い故に魚に違和感を与える事になります。
面倒でも必ずリーダー(先糸)は使用しましょう。

PEラインの種類、4本編み、8本編み、16本編み等

PEラインにも種類が有ります。購入時のパッケージに4本編み、8本編み等が表記され、値段が違います。特徴を説明します。

4本編みと8本編みの違い

それぞれにメリット、デメリットが有ります。
一般的に4本、8本の2択かと思いますのでそれぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。
深い場所、100mオーバーなどでは、高価にはなりますが、より伸縮率が低く、感度の良い16本や32本編みを考慮しましょう。

4本編みメリット

8本、16本編みに比べ安価
4本編み=1本が太いので8本、16本に比べ擦れに強い

4本編みデメリット

組本数が少ない為、直接強度は同号数に比べて若干劣る。
編み糸が荒いので、竿のガイドを通った時の摩擦、糸泣きが大きい。
実際に「ザラザラ感」がある。

8本組メリット

強度も強く滑りも良い。
伸びがより少なく感度が良い。

8本組デメリット

4本組より若干高価
擦れによる「毛羽立ち」が発生しやすい。
(1本が細い)
※毛羽立ちは強度低下に直結する。

まとめ

4本組
安価、多少擦れに強い、多少強度が低い、感度がやや低い。

8本組
多少効果、多少擦れに弱い、多少強度が高い、感度がやや強い。

16本、32本になるほど高価に、強度等も上がりますが、1本の繊維が細くなります。

4本組で超安価なPEラインも販売されていまが、
やはりお値段で、劣化も早く、使用感も悪い。
FGノットの締込で切れたりします。
それなりの物を購入しましょう。

ナイロンリーダーとフロロカーボンリーダーの違い

ナイロンリーダー、フロロカーボンリーダーにもそれぞれにメリット・デメリットが有ります。

ナイロンリーダー

メリット
・安価
・しなやかで適度に伸びる為、食い込みが良い
・合わせた時のショックを吸収してくれる

デメリット
・水分、紫外線により劣化する。
・結び方によっては「ヨレ」が入りやすい。

フロロカーボンリーダー

メリット
・水分、紫外線による劣化が少ない。
・擦れに強い。
・張りがある。
・感度が良い。

デメリット
・高価
・クッション性は低い。

号数表記・kg・lb(ポンド)の解釈


基本的に号数とは糸の強度を表しますが、同メーカーでも同じ号数で強度が違いますし、国外やメーカーによっても違いが有ると感じます。

例)クレハ・シーガーシリーズ
シーガー4号、標準結節強力 4.6kg
シーガーグランドマックスFX4号、標準結節強力 6.1kgとなります。

余談ですが、私はFXを愛用しています。
高価なフロロカーボンラインですが、擦れに強く、強度も高い、その上しなやかです。

PEラインの号数と強度

一般的にですが、
PEラインの場合、号数×20=強度(lb・ポンド)とされていますが、太さによって誤差が広がります。
概ね15~20倍がlb表記ぐらいの認識でOKです。

ナイロン、フロロカーボンラインの号数と強度

こちらも一般的には、ですが
ナイロン、フロロカーボンの場合は、号数×4=強度(lb・ポンド)とされます。
概ね4倍がlb表記ぐらいの認識でOKです。

PEとリーダー(先糸)の接続方法

一般的なノット(結び方・接続方法)を平均強度付で紹介します。
FGノット:平均強度  80~90%
SFノット:平均強度  90~100%
PRノット:平均強度  90~100%
電動ライン結び機(MIDノット):80~90%

実際に現場でノットを組むなら?の視点でFGノットをノッター(専用道具)で結ぶ方法や、お手軽で失敗の少ない電動ライン結び機、現場での注意点などを動画付きで紹介しています。
又、ノットの後半ではハーフヒッチによる端糸の処理が必須ですが、よりお手軽な端糸処理も合わせて紹介しています。

結び方はこちら
ハーフヒッチよりも簡単な端糸処理、PEとリーダーの簡単確実に結束する方法と簡単な端糸処理(ゴーストノット) 
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/1081/

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リーダーとジグ(ルアー)との接続方法

代表的な接続方法をご紹介します。
好みですが、ダブルクリンチノットだけでもOKです。

ユニノット
クリンチノット
ダブルクリンチノット
漁師結び(完全結び)
イモムシノット(100%強度達成)

こちらも別ページ簡単、100%強度ノット、他4種類 鯛ジグでおススメの結び方を紹介。      で詳しく紹介しています。是非ご覧ください。
↓↓↓↓
https://kaito-fishing.com/736/

まとめ:おすすめPEライン・リーダーの選定

地域や潮流、外道(狙った魚以外)によって選択ラインは変わりますが、一般的なタイラバ・鯛ジグ・スーパーライトジギングを対象に選定します。

道糸:PE8本編み、0.8号~1.2号
リーダー:フロロカーボン3~5号
リーダー:ナイロン12~20lb

おススメの組み合わせ

PE0.8号=リーダー3号
PE1.0号=リーダー4号
PE1.2号=リーダー5号

注意

PE0.8号+フロロカーボン4号の場合、根掛かり時にPEとフロロカーボンのノット(接続部)で切れます。
理由:ノット(接続部)の強度は約10~30%低下する為。

例:PE強度7kg+(ノット強度(20%低下)5.6kg)+リーダー強度7kg=接続部(ノット部)で切れます

おススメPEライン
理由:必要強度、必要耐久性の中で最も安価。
ゴーセン(GOSEN) PEライン PE ドンペペ8 ACS

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おススメリーダー
理由:根ずれに強く、しなやか、高強度。
クレハ(KUREHA) ハリス シーガー グランドマックスFX

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節約して良い部分と範囲を、自分の中で線を引く事が重要です。


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