真冬のタイラバ釣行 修行と糸電話

釣行記

真冬のタイラバ・・・それは夢とロマンと修行である。厳しい時期にこそ釣って意味がある。
どこかの記事で読んだことがある。
「釣りとは糸を通じて海と会話をする事」であると。
本日はこの「海との会話」をお届けしたい。
2月第4週の釣行記をお届けしよう。

こーゆー事?


材料:ダイソー産 紙コップ
   シーハンター8号(青)タイラバ自作用
   セロテープ(Jrの机より拝借)

糸で会話
潮の効き具合、海底の状況、捕食状況等、伝わって来る事はたくさん有る。そりゃあるさ、あるんだけどね・・・あるよ・・・

真冬のタイラバ修行 開始


春先の海上、晴天、無風、ポッカポカで有る。
本日の海面温度は11.5度、潮回りが悪く、ゆるゆる潮で有る。
風も無ければ雲もない。サイコーである。
そして早朝のゴールデンタイム、潮の流れはスッカスカで有る
もちろんアタリは無い・・・

いろいろサイコーである。

今の所、糸電話から伝わった事は
糸電話:異常なし、オールナッシング!(平常運転)

9:30待望の下げ潮への潮替わりで有る。
糸電話:潮きき始めたで。ボケっとしとるとTGタイラバ取り上げるで(根掛かり有り)

その刹那!
「ぐぃん」 ”ペッ” 「ジャマ!」

本日初のアタリ。
糸電話が語り掛ける。
糸電話:目の前やん、ジャマやん、どけ!

だ、そうである。
反射食いを狙っていたが食い気は全くナッシングで有る。
少しして潮が効いて来る。気合注入、ラブ注・・・。

”モフン” 「あむっ
”ん~カッカツカツ” 「ぅ~ん、あむ、あむ、あ
(心配ご無用、本日も声が出てしまっているだけである)
あむ、あ」を耐えて
合わせ一閃!

防寒着を脱げるって、すんばらしい
心地よい頭を振る引き、大切に上げてきたのは

約40cmの美真鯛である。
う~ん、美味そう

さあ、次!

糸電話:潮、止まったで、あかんで

一瞬、ほんの一瞬の時合であった。
出来るだけ潮の当たる場所を探し回る。

糸電話:少し動いてまっせ、底はゴツゴツでおま

”プルプルプル” 「あるっぷ、あるっぷ」(よくわからん声である)
上がって来たのは

20cmほど、小鯛のメーリーさんで有る。
メーリー:何よ警察よぶわよ、ポリスメーン!
私:あっ、はい、ごめんなさい、お帰り下さい。

”プルプルプル” 「あるっぷ
ポリスメーン!
あっ、さようなら

小鯛が2連続、これは通学路、近くに通学見守隊のお母様、おねぃさんがいるはずである。
通学路で保護者の出待ちである。

”プルプルプル” 「あるっぷ
ポリスメーン!

”プルプルプル” 「あるっぷ
ポリスメーン!

小鯛を4名お帰り頂いた所で

マジでケーサツよぶぞ!
本当に反省してます。ごめんなさい。さようなら。

そして潮、完全に止まる。(絶望)

移動を繰り返し魚探に反応が出る。
手を変え、品を変えナンパで有る。

コーヒー行きません?(ダーク系ネクタイ)
ネーブル食べる?(オレンジ系ネクタイ)
いっそ、金目のもので(ゴールド系ネクタイ)
落ち着いて話しかける(ストレート系ネクタイ)
ノリで攻める(ドラゴンテール系)
おしゃれなイズムで(ゼブラ系)
軽いノリで(TGヘッド30グラム)


まったく相手にされない。
そりゃそうだ、現実でナンパなどした事が無い。
(硬派などでは無い、真正ビッタレである)

時刻は14:00 潮止まりの時間が迫り、焦りが出始める。

その刹那!

糸電話:しゃーない、ちょっとやる気だすで

”モゾ” 「あふ
から

約40cmのおねぃさん 成功

糸電話:根が荒いで、違う意味でええで

アコウ(微妙サイズ)×3を追加

潮止まりの時間となり本格的にオールナッシングへ

糸電話:・・・・・・はょ 帰れ

うん、帰ろう

釣果的にはビミョーであるが春先、晴天での釣行は最高であった。

尚、記事上部の糸電話を作成中にjrの優しさに触れる事が出来た。

jr:パパン、いろいろだいじょうぶか?
おっおう。(たぶん、いろいろ大丈夫では無い・・・)

本日の釣果

持ち帰りはこんなカンジである。

冬のタイラバ・・・
ん~気持ちぃぃぃ⤴

本日のヒットネクタイ
ダイワ紅牙中チューン
レッドラメSTCS

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