鯛ジグはお手軽に釣れる、本当に面白い釣り方です。
最近流行りのタイジギング、普通のジギングとどう違うの?
どうすれば良いの?
何がいるの?
タイラバとは違った魅力の鯛ジグ始め方を代用品から使用する道具、魚の処理まで、アングラー目線で解説します。
このサイトだけで理解出来るように、各項目の詳しい関連記事のリンクを貼りました。
すべて私の記事ですので必要ならば安心してクリックしてみて下さい。
鯛ジグとは?
一般的に60㌘前後の小型メタルジグを使い、タダ巻きでしっかり泳いでくれる物を指します。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0831-222-1024x554.jpg)
鯛ジグとスーパーライトジギングの違い
線引が曖昧ではありますが、タダ巻きをメインにアクションを入れるのが鯛ジグ。
ワンピッチ等のシャクリをメインに行うのがスーパーライトジギングと解釈出来ます。
対象魚の食性によってメタルジグの動かし方を変えます。
鯛ジグのやり方とタイミング
このページを見て下さる方はタイラバの経験者が多いかと思います
それを踏まえた上で、必要タックルと注意点を説明します。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0825-111-1024x619.jpg)
メインの道具
ロッド
基本的にタイラバタックルでOK。
しっかりアクションをしたい方は一番手硬めのロッドが良いでしょう。
私はフルソリッドのタイラバロッドを使用しています。
タイラバタックルが無い方はベイトリール用バスロッドや船用小物竿、適合ウエイト100g程度でOKです。
リール
こちらもタイラバ用ベイトタックルでOK
PEライン0.8号~1号を150㍍程度巻ければOKです。
こだわらなければお手頃価格のリールも沢山有りますが、やはり値段は値段です。
購入するなら、それなりの物を購入しましょう。
ライン(道糸)
フィールドによりますが基本的にジグの重さは30g~80g程度で水深10m~70mがメインフィールドと思われます。
ラインが太いと潮の抵抗を受けメタルジグの着底感触がぼやけ、根がかりに繋がります。
PE 0.8号~1号程度を準備しましょう。
目安:PE0.8号の強度はナイロン4号~5号程度
リーダー(ハリス)
リーダーはフロロカーボンとナイロンがあります。
私はフロロカーボン3号~4号を使用。
関連記事
PEラインとリーダーの選び方と意味を分かりやすく説明。
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ハーフヒッチよりも簡単な端糸処理、PEとリーダーの簡単確実に結束する方法と簡単な端糸処理(ゴーストノット)
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鯛ジグ使用タイミング
タイラバ釣行時に潮が緩みアタリが止まった。
乗合船の潮下位置の釣座でフレッシュな魚が回って来ない。
真鯛がベイト(小魚)を捕食している。
タイラバでショートバイトしかしない。
気分転換(モチベーションの維持)
セッティング
タイラバを外して鯛ジグ接続でOKですが注意点を紹介。
ジグ接続
ソリッドリングかスイベルを使用する。
ソリッドリングとは
打抜きや溶接で作られたリングでリーダーとスプリットリングの間で使用。
※私は打抜き派
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0835-111-1024x602.jpg)
スプリットリングとは
ジグ本体とフックシステム、ソリッドリングを接続する為のリング
接続にはオープナーが必要。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0839-111-1024x703.jpg)
注意点
ソリッドリング
あまり安い物はオススメしません。
打抜きでは角が立っていたり、溶接では強度不足もあります。
オススメはこちら
スプリットリング
こちらも安価な物はすぐに口が開いてしまいます。
ジグが落ちたり、大型の真鯛が掛かった場合にフックシステムが外れる事が有ります。
それなりの価格ですとオープナーでソリッドリングを入れた時にも「パチン」としっかり閉まります。
おススメはこちら
スイベルでも良いですが、激しくジャークしない鯛ジグではメリットがあまりありません。
それよりも全体のシルエットをコンパクトにした方が良いでしょう。
スイベル
スナップ付きスイベルはNG
無駄に連結部が増え、ジグ本来の動きを阻害します。
金物は出来るだけ減らしましょう。
リーダーとの結び
スプリットリングに直接結ぶのはNG
ココで切れます。
必ずソリッドリングかスイベルを使用してください。
ジグの取り付け方、針の向き等を詳しく紹介しています。
関連記事
鯛ジグ用フックの選び方と特徴をポイント別で紹介します。
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ドラグ設定
合わせをしっかり入れるため、タイラバよりは強め。
好みですが、合わせを入れた時に少しドラグが出る程度。
鯛ジグアクション
基本はタダ巻きでOKですが、タダ巻きの中にアクションを加える事で釣果UPが狙えます。
鯛ジグアクションについての詳しい説明はこちら
関連記事
鯛ジグは釣れる!鯛ジグの基本から誘い方までを分かりやすく解説
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https://kaito-fishing.com/616/
おススメの鯛ジグ
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0052-1024x576.jpg)
店頭には様々な種類の鯛ジグが販売されています。
それぞれに特徴が有ります。
関連記事で詳しく説明しています。
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激選、間違いない鯛ジグ5選 これだけ有ればOK! タイプ別にヘビーユーザーが解説付きで紹介します。
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https://kaito-fishing.com/556/
アタリがあって、掛けてから
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0643_Moment2.jpg)
合わせ
鯛ジグはタイラバと違い、即合わせが基本です。
違和感を感じたらしっかり合わせましょう。
取り込み
船上では余程の大物で無い限りポンピング(竿を立て巻き取る)は必要ありません。
海面と平行からやや下向きで、しっかり竿の弾力とリールのドラグに仕事をさせましょう。
バラシが多い人は波や不必要なポンピング(竿の上げ下げ)でラインテンションが抜けています。
しっかり竿を曲げ、一定のテンションを掛けながら巻き取りましょう
船べり
ある程度の水深から真鯛を釣り上げると真鯛の浮き袋(真鯛の体内にある袋)が水圧の減少により膨張し浮き上がります。
タイラバとは違い、マダイの口の前にジグが有る為にテンションが抜けてしまう事が多く、針ハズレに繋がります。
速やかに玉網ですくうか、テンションを維持しましょう。
又、真鯛は浮き袋内の空気を調整出来ると言われます。
実際に船べりで浮き、外れた真鯛の口から「プシッ」っと音がして、潜っていくのを何度も見ています。
玉網入れ
基本的に魚をすくうには頭側から玉網に誘導します。
青物でも同じですが玉網ですくいに行く!
ではなく、玉網の中に魚を誘導する! が正解です。
元気な大型魚の場合は玉網に頭が入ったらラインテンションを緩めると自分から網に突っ込みます。
注意
イカが掛かる事もあります。
イカの場合も頭からすくいますが、針は足に掛かっています。
魚をすくう場合とは逆向きですので注意してください。
フックを外す。
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/DSC_0366-1024x576.jpg)
フック(釣り針)を外す時には必ずペンチを使用しましょう。
筆者も横着をして指で外し、フロントフックの片方を外した瞬間にタオルで持っていた真鯛が暴れ、返しまで刺さった事があります。
針が皮膚を貫通すれば針を折って引き抜けますが、返しまで肉に食い込んでいると病院で切開となります。
又、鯛ジグでは危険な魚が釣れることも多々あります。
オニオコゼ、アカエイなどの毒を持った魚。
タチウオやサワラなど、歯が鋭い魚も要注意です。
フイッシュグリップも準備しておきましょう。
関連記事
コスパを考慮、タイラバ・鯛ジグ釣行で必ず揃えておきたい小物類を13選、百均代用も紹介します。
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https://kaito-fishing.com/1341/
エア抜き
真鯛は浮き袋の空気圧を調整出来ると話しましたが、あくまで元気な状態ですぐに潜れる場合です。
船のイケスに入れると腹を上にして浮いてしまい弱ります。
魚は過度のストレスが掛かるとホルモンの成分が回り、食味がおちるとされます。
実際に活き魚を扱う漁師さんはイケ越しといって、一晩イケスの中で泳がすそうです。
小さな根魚をリリースする場合もエア抜きが必要になります
エア抜き方法
![](https://kaito-fishing.com/wp-content/uploads/2021/06/3d286c0185d3e33be78c93ee4e211f79-1024x576.jpg)
一般的なのは魚の肛門から注射針の大きい版を挿入、浮き袋まで到達させ、ゆっくりお腹を押す。
ムナビレの付け根から注射針の大きい版を指し、お腹を押さえる、となります。
魚体をキレイに保つなら肛門からですが
私はムナビレからが簡単と捉えています。
どちらも刺しすぎはよくありません。
背骨に到達した場合は深刻なダメージに繋がります。
エラは動いているが硬直する状況になります。
エア抜きに失敗した場合はシメて血抜きを行い保冷しましょう。
活け締めと血抜き
活け締めとは脳を破壊する行為です。
血抜きは臭みが残るため必ず行います。
シメ方、血抜きの方法や順番は諸説あり、どれも正解です。
参考までに私の方法を紹介します。
関連記事
簡単に神経締め、血抜き、エア抜き方法を動画付きでご紹介します。
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そのまま死んでしまった場合(野締め)とは食味が格段に違います
命を頂く行為ですので、出来るだけの事はしたい所です。
保存方法
クーラーボックスの中で氷に真鯛を触れさせている方がいますがNGです。(魚種によります)
真水に漬けるのもNGです。
冷やしすぎもよくありません。
私はペットボトルに水を入れ凍らせています。
クーラーの底部分に氷と飲み物、タオルや新聞で覆って飲みかけ飲料、食料などを置きます。
魚を入れる場合はビニール袋に入れ、
飲みかけ飲料・食料
↓
タオル・新聞
↓
魚(袋入り)
↓
タオル・新聞
↓
氷・予備飲料
となります。保冷力も上がります。
鯛ジグは簡単で良く釣れますが、小型根魚のヒット率が高くなります。
必要以上の魚はリリースをお願い致します。
まとめ
最低限度の予備知識さえあれば誰でも簡単に始められます。
鯛ラバでアタリが止まった時、潮が緩い時にも試してみて下さい。
自由に誘う、掛けていく、きっと新しい面白さが体験できます。
スプリットリングにリーダーを結ぶのはホントにNGですのでそこだけはお気を付け下さい。
自分の技で食わし、掛けていく。
本当に面白い釣りです。
是非、挑戦してみて下さい。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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是非、ご覧ください。
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